レンディションサーバーPharmaDoc Generator4.7をリリースしました。

新機能

  • CARA(Generis社様製品)とPharmaDoc Generatorを連携しました。
    弊社は、Generis社のテクノロジーパートナーとしてレンディションエンジンのソリューションを提供いたします。
    CARA連携のPharmaDoc Generatorのリリースに際して、Generis社のCEOであるJames Kelleher様より、次のメッセージを頂戴しました。

    “We have been partners with PPS for some years, and we are very excited that the partnership is now able to progress to the next level, with the integration of the PharmaDoc Generator and the CARA Life Science Platform. PharmaDoc Generator is a robust and widely-used tool which our mutual customers will benefit greatly from.”

  • CARA連携のPharmaDoc Generatorは、クラウドサービスとしてもご提供可能です。

    Generis社のウェブサイトに関しましては、こちらをご覧ください。

  • Documentum Content Server 20.4に対応しました。

改良点

  • Word文書の図表しおり作成機能を改良しました。
    Word文書内のSEQフィールドの識別子と図表番号ラベル名が異なる段落を図表しおりにする際に、図表番号ラベル名から該当する図表親しおりを識別するようにしました。この機能により、WordテンプレートSWIFTeSを利用したWord文書の図表しおりを図表番号ラベルに合った図表親しおりに含めるようにしました。
  • データベースのメッセージ格納用フィールド長を拡張しました。
    DocumentumへレンディションPDFを登録する際に対象のコンテンツが存在しない場合のエラーメッセージ長がデータベース上のフィールド長を超えるためテーブル更新エラーが発生していましたが、この問題を解消するように修正しました。

<<詳細はPharmaDoc Generatorのページをご参照ください>>

Acrobatをご利用のお客様への情報提供(保護モードの新機能により正常に動作しない現象)です

AcrobatのプラグインおよびPharmaDocクライアント製品をご利用のお客様へ、次の情報を提供させていただきます。
ご参考にしていただけると幸いです。
 
■情報提供の概要
Acrobat DC(サブスクリプション, 2020年5月版)およびAcrobat 2020より、
Acrobatの「保護モード」に新しい機能が追加されました。
この追加機能はまだプレビュー版の位置づけであり、標準では無効になっているはずですが、
ごくまれに有効になっている場合があります。
現状のAcrobatでは、この機能を有効にすると、PharmaDocクライアント製品を含めた
プラグイン製品の多くが正常に動作しなくなります。
 
■背景
弊社製品サポートに、PharmaDocクライアント製品が動作しないとの連絡がお客様数社からありました。
調査の結果、Acrobatの「保護モード」に追加された機能との関係が明らかになりました。
今後もお客様環境で現象が発生する可能性があると考えられることから、
情報提供させていただくこととしました。
 
■「保護モード」の解除方法

  1. すでにAcrobatが起動できない状態である場合は、一度すべてのAcrobatプラグイン製品をアンインストールして、Acrobatが起動できる状態にしてください。
  2. Acrobatを起動し、[編集]-[環境設定]メニューを選択し、分類[セキュリティ(拡張)]を選択します。
  3. 「サンドボックスによる保護」 のボックス内の「 起動時に保護モードを有効にする(プレビュー版)」がチェックされている場合は、チェックを外してください。この設定項目が存在しない場合は、問題は発生しません。
  4. [OK]ボタンをクリックして、ダイアログを閉じます。
  5. アンインストールしたAcrobatプラグイン製品を再インストールしてください。

 
■対象のPharmaDocクライアント製品

  • レポートパブリッシングツール   … PharmaDoc ClientPublisher
  • 共有レビューシステム       … PharmaDoc AnnotationX(クライアント側)
  • リーフファイル品質チェックツール … PharmaDoc LeafChecker
  • eCTDサポートツール        … PharmaDoc eCTDSupporters
  • 公表資料作成マスキングツール   … PharmaDoc Redact
  • レビューツール          … PharmaDoc Reviewer
  • メニューバー           … PharmaDoc Quicker

■対象のAcrobat

  • Acrobat DC (サブスクリプション版) v20.009.20063以降
  • Acrobat 2020 (パッケージ版) 全バージョン

 
■ご参考(アドビ株式会社様サイト)
 https://helpx.adobe.com/jp/acrobat/using/whats-new/2020-august.html

本件につきましてご不明な点がございましたら、「Contact Us」からお問い合わせください。

どうぞよろしくお願いします。

クライアント向けレポートパブリッシングツール PharmaDoc ClientPublisher 2.0をリリースしました。

クライアント向けレポートパブリッシングツール PharmaDoc ClientPublisher 2.0をリリースしました。

新機能

  • 見出ししおりと図表しおりが混在しているPDFファイルからの図表しおり整理機能
  • PDFMakerでPDFファイルを作成すると本文中の図表番号のしおりが,見出ししおり内に作成されます。このように見出ししおりと図表しおりが混在しているPDFファイルから,図表しおりを抽出することができます。抽出した図表しおりから図表目次を作成することも可能です。

  • ドキュメント in ドキュメント機能
  • 従来のClientPublisherでは全てのPDFファイル内に存在する図表しおりを集約するため,特定のPDFファイルに含まれている図表しおりを集約しないようにすることが出来ませんでした。バージョン2.0では,この【ドキュメント in ドキュメント】機能を使用することで,特定のPDFファイル内の図表しおりは集約せず,1つの文書のまま維持することが出来るようになります。

  • 目次ページ内の改ページ指定機能
  • 従来は目次作成において、2行にまたがる文字列の2行目で改ページされてしまったり,図目次のタイトルだけが出力され,目次エントリが次ページに出力されてしまったりと,目次が意図しない改ページとなるケースがあります。そのような場合に改ページを特定のエントリで指定出来るようにしました。これによって図目次や表目次をページの先頭から作成することができるようにしました。

強化した機能

  • 目次作成機能の強化
  • 項番と文字列の間にタブを入れることが出来るようになり複数行にまたがる目次のインデントをそろえることが出来るようにしました。この機能強化により,さらにきれいな目次ページを作成することが出来るようになります。

  • しおり編集機能と目次編集機能の強化
  • しおり編集機能と目次編集機能の強化を行いました。この機能強化により,しおりエントリと目次エントリを分離して編集することが出来るようにしました。

詳細はPharmaDoc ClientPublisherのページをご参照ください

共有レビューシステムPharmaDoc AnnotationXクライアントプラグイン 標準バンドル製品 PharmaDoc Reviewer Ver.5.4.5をリリースしました。

共有レビューシステムPharmaDoc AnnotationX(以下、AnnotationX)クライアントプラグインは、
レビューツールPharmaDoc Reviewer(以下、Reviewer)の機能を利用して、
注釈コメントの付与や注釈コメントのExcel出力等の処理を行っています。

本日は、AnnotationXクライアントプラグインのReviewer機能部分のリリース
(Ver.5.4.5、リリース日:2021年2月1日)についてご案内させていただきます。

■Reviewerの修正内容
・注釈の抽出のExcelテンプレートファイルを修正しました。
 N列の”返信コメント”欄を表示するようにし、印刷の向きを横方向に変更しました。
・注釈の抽出において、付与した返信コメントが出力できない問題を修正しました。
 ※以下は、修正の詳細な理由です。
  Reviewerは、返信コメントの解釈において、PDF構文の”/Name /Comment”が
  存在することを必須にしていました。
  しかしながら、問題の返信コメントには”/Name /Comment”が存在せず、
  Acrobatの注釈リストには”/Name /Comment”が存在しない返信コメントも表示されること、
  PDFの規格書(ISO 32000)に”/Name /Comment”の記載がないことから、
  Acrobatの挙動と同様に、”/Name /Comment”が存在しなくても返信コメントと
  解釈するように修正しました。

 返信コメントを出力する機能は、Reviewer Ver.5.1.0(2015年4月1日リリース)から提供しています。
 この問題は、レンディションサーバーPharmaDoc Generator (Adobe PDF Library版)で作成した
 Adobe純正のPDFファイルを AnnotationXの導入先企業様において、
 OSやAcrobatは他のPCと同じにも関わらず、特定の1台のPCで付与する返信コメントで発生しました。

共有レビューシステム PharmaDoc AnnotationXのページに関しましては、こちらをご参照ください。
レビューツール PharmaDoc Reviewerのページに関しましては、こちらをご参照ください。

Acrobat 2020におけるPharmaDoc製品の動作確認完了のお知らせです。

Acrobatの永続ライセンス版であるAcrobat 2020が、2020年6月19日にリリースされました。

次のPharmaDoc製品が、Acrobat 2020上で問題なく動作することを確認しましたのでお知らせします。
各製品は、最新バージョンです。

  • クライアント向けパブリッシングツール  PharmaDoc ClientPublisher Ver1.2.1
  • 共有レビューシステム          PharmaDoc AnnotationX Ver2.2.0
  • レビューツール             PharmaDoc Reviewer Ver.5.4.4
  • リーフファイル品質チェックツール    PharmaDoc LeafChecker Ver.5.2.2
  • eCTDサポートツール           PharmaDoc eCTDSupporters Ver.6.1.1
  • 公表資料作成マスキングツール      PharmaDoc Redact Ver.3.0.0


  • ご不明な点がございましたら、お手数ですが、Contact Usからお問い合わせください。

    レンディションサーバーPharmaDoc Generator4.6をリリースしました。

    新機能

    • Windows Server 2019に対応しました。
    • Microsoft Office 2019に対応しました。
    • Documentum Content Server 20.2に対応しました。

    改良点

    • Documentum連携機能を強化しました。
      レンディション結果をDocumentumへ文書登録処理をする際にエラーが発生した場合、管理者へメールで通知します。この機能により、Documentumへの文書登録処理が滞留することを検知できるようにしました。

    <<詳細はPharmaDoc Generatorのページをご参照ください>>

    共有レビューシステム PharmaDoc AnnotationX2.2をリリースしました

    新機能
    • レビュー中に他のユーザーが同じ文書にコメントした場合に通知する機能を追加しました。(*)
      この機能により、他のユーザーの最新のコメントを確認しながら、レビュー作業を実施できます。
    • レビュー中のコメントを定期的に一時保存する機能を追加しました。(*)
      この機能により、クライアントPCが何らかの原因でダウンした場合でも、一時保存した時点のコメントから、レビュー作業を開始できます。
    • 90度回転したPDFにハイライト、下線注釈を付与した場合に見目が崩れる問題を修正しました。
      (修正前)

      (修正後)
    • 注釈の抽出時に以下のエラーが表示される問題を対応しました。
      「型 ‘Microsoft.Office.Interope.Excel.ApplicationClass’ の COM オブジェクトを インターフェイス型 ‘Microsoft.Office.Interope.Excel._Application’ にキャストできません。」
    • タイムゾーンが米国/カナダ時間が設定されている場合に注釈の抽出ができない問題を修正しました。
    • Windows Server 2019に対応しました。(*)
    • Documentum 20.2に対応しました。(*)
    • Adobe Acrobat 2020に対応しました。

    (*)上記の機能を利用する場合、AnnotationXサーバーのバージョンアップが必要です。

    詳細はPharmaDoc AnnotationXのページをご参照ください

    公表資料作成マスキングツールPharmaDoc Redact 3.0をリリースしました。

    新機能

    • 照会事項の開示請求対応
      • 当局にマーク済みのPDFファイルや見え消しPDFを提出する場合、当局が墨消し注釈を修正または削除したり、Acrobatの墨消し機能で【適用】したりして、公開資料を作成できるようにしました。
    • 【パターン検索してマーク】ツール
      • 年齢や症例番号・試験番号・施設番号など、決まった文字数の何文字目を墨消しするかをパターンとして登録し、検索パターンの検索結果から、マーク候補を確認しながらマークできるようにしました。登録パターンは、Excel出力することでチーム内で共有できます。
         例)試験番号(CXXXX-XXXXX)の4桁目、5桁目だけマークする
    • 【検索してマーク】ツール
      • 検索文字列の検索結果から、マーク候補を確認しながらマークできるようにしました。
      • 文字数が異なる次のような文字列を一度に検索してマークするには、正規表現をチェックオンにして、検索文字列に”ABC-123(XOLM|XO){0,1}”と入力する事でマークできます。
         ABC-123
         ABC-123XO
         ABC-123XOLM
    • 【マークを選択】ツール
      • 複数のマークを簡単に選択できるようにしました。選択したマークは、Deleteキーで削除できます。
    • 【マークを編集】ツール
      • マスキング案や公表資料を作成した後に修正が必要になった場合、置換文字列や理由を簡単に変更できるようにしました。
      • 置換文字列のフォントサイズなども変更できます。
      • Acrobatの【テキストと画像の選択ツール】や注釈リスト、Redactの【マークを選択】で選択して削除した墨消し注釈をCtrl+Zで復元すると、墨消しスタイルが復元できない不完全な注釈になります。これを検出して削除できるようにしました。
    • 【画面キャプチャー領域を指定】ツール
      • マスキング一覧(案)の【マスキング希望箇所の記載内容】列には、マークが連続するか空行1行であれば、まとめて画面キャプチャーしていました。これを分割したり、段落や表全体など説明したい箇所を矩形領域で指定したりして、出力できるようにしました。
    • 【行番号表示/非表示】ツール
      • マスキング一覧(案)をレビューしてマーク箇所を修正する場合に、PDF上で行番号を表示することにより、修正したいマーク箇所を容易に見つけることができます。
    • 【Redactツールパレット】
      • Redactのすべてのツールを起動できるようにしました。ツールパレットは、ツールボタンとツールオプションから構成されます。各ツールボタンをクリックすると、そのツールのツールオプションまたはダイアログを表示します。ツールパレットからすべての操作を制御できるので、作業が効率化します。

    改良点

    • RedactをAcrobat 2020(永続ライセンス版)にインストールできるようにしました。
    • 【一括マーク】ツール
      • パターン検索ができるようにしました。
      • 文字列検索時、置換文字列の配置や引き出し線注釈のフォントサイズを指定できるようにしました。
    • 【墨消しスタイル】
      • 置換文字列のフォントサイズに”墨消し領域の幅に合わせて拡大/縮小”を追加しました。
      • 置換文字列の配置、引き出し線注釈のフォントサイズ、理由を追加しました。
    • 表の操作性を向上しました。
      • 直接編集(行の追加と削除、セル内の編集)や上下矢印キーを使用してセルが移動できます。
      • Ctrlキーを押しながら、マウスホイールで文字を拡大/縮小できます。

    詳細はPharmaDoc Redactのページをご参照ください

    PharmaDoc製品の次のいずれかの年間基本サポートまたは年間ライセンスを締結いただいている製薬会社様およびCRO様が、50社を超え51社になりました。

    • レンディションサーバー        PharmaDoc Generator
    • パブリッシングサーバー        PharmaDoc Publisher
    • 共有レビューシステム         PharmaDoc AnnotationX
    • クライアント向けパブリッシングツール PharmaDoc ClientPublisher
    • リーフファイル品質チェックツール   PharmaDoc LeafChecker
    • eCTDサポートツール          PharmaDoc eCTDSupporters
    • 公表資料作成マスキングツール     PharmaDoc Redact
    • レビューツール            PharmaDoc Reviewer

    厚く御礼を申し上げます。

    今後も、次の点に留意して、製品開発を積極的に進めて参ります。

    • 製品ロードマップに則った計画的な製品開発
    • お客様からのご要望を反映した製品開発
    • 規制要件に対応した新製品開発