PharmaDoc Redact(水主川削除予定 PDD4.0 backup)

特長

  • Acrobatのハイライト注釈を墨消し注釈に一括変換します。
  • 当局の通知に基づく専用マークツールを利用することで、マスキング作業を容易に実施できます。
  • 煩雑な作業であったマスキング案(見え消しPDF、マスキング一覧案)および公表資料(マスキングPDF)の作成をワンクリックで簡単に作成できます。
  • マスキング箇所の下にテキストが残っていないかを自動チェックし、消し漏れ箇所はピンポイントで指摘します。

新機能

  • 注釈をマークに変換機能で、ハイライト注釈を墨消し注釈に変換できるようにしました。置換文字列や理由の指定も行えます。

改良点

  • フォルダー選択ダイアログを使いやすいデザインに変更しました。
  • 一括マークダイアログの日付で理由を指定できるようにしました。
  • 墨消しスタイルの置換文字列や理由のプルダウンメニューを編集できるようにしました。
  • 設定ダイアログ > マスキング一覧(案) > トリミング範囲の上端と下端の初期値を7mmから2mmに変更しました。
  • Redactで付与した墨消し注釈が、AnnotationXでアップロードできない問題を修正しました。
  • 置換文字列の末尾のアスタリスクの字形を”*”(6本線)文字に統一しました。
  • 見え消しPDFから公表資料作成はできないため、”見え消しPDFからマスキング案や公表資料を作成することはできません。”というメッセージを表示するようにしました。
  • Windows 11、Microsoft Word/Excel 2021に対応しました。

現行のマスキング作業の流れ

現行のマスキング作業の流れ

機能一覧

  • マーク作業支援機能
    ・Redactツールパレット ・注釈をマークに変換 ・一括マーク ・検索してマーク ・パターン検索してマーク 
    ・墨消しとしてマーク ・1文字のみをマーク ・矩形でマーク ・日付をマーク ・等幅にマーク ・マークを選択 ・マークを編集
    ※「EMA Policy 0070」に対応しています。
  • マスキング案の作成機能
    ・マスキング案の作成(見え消しPDF、マスキング一覧(案) ・画面キャプチャー領域を指定 ・行番号表示/非表示
    ※マスキング一覧(案)の頁番号のオフセット出力に対応しています。
  • 公表資料の作成機能
    ・公表資料の作成(マスキングPDF、確認PDF)
    ※表紙の挿入、文書プロパティ・しおり・リンクの削除、ページの画像化、ファイル分割、公表用ファイル名での出力に対応しています。

マーク作業支援機能 説明画面

redact_product_current_function_3.0.0_01

Redactツールパレット

redact_product_current_function_3.0.0_02

注釈をマークに変換

redact_product_current_function_3.0.0_03

一括マーク

redact_product_current_function_3.0.0_04

検索してマーク

redact_product_current_function_3.0.0_05

パターン検索してマーク

redact_product_current_function_3.0.0_06

墨消しとしてマーク

redact_product_current_function_3.0.0_07

1文字のみをマーク

redact_product_current_function_3.0.0_08

矩形でマーク

redact_product_current_function_3.0.0_09

日付をマーク

redact_product_current_function_3.0.0_10

等幅にマーク

redact_product_current_function_3.0.0_11

マークを選択・マークを編集

redact_product_current_function_3.0.0_12

EMA Policy 0070対応

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マスキング案の作成機能

見え消しPDF
  • 当局に提出する見え消しPDFをボタン1つで作成可能です。
  • 墨消しと文字列置換でハイライト色は個別に指定可能です。
  • 再提出に対応しました。

<今回変更> ・墨消し:ピンク色 ・文字列置換:緑色
<前回提出> ・墨消し:黄色 ・文字列置換:水色

見え消しPDF

マスキング一覧(案)
  • 分担執筆対応として、モジュール名(ファイル名)を出力可能です。
  • 頁・行、理由を自動出力します。
  • 複数行まとめてページ幅で画面キャプチャしたものを自動出力します。
  • 再提出時、今回変更箇所は下線二重線、それ以外は下線一重線を自動付与します。

マスキング一覧(案)

公表資料の作成機能

マスキングPDFの作成
  • 公表資料であるマスキングPDFを作成します。作成時には、次の処理を同時に行います。
    • 置換文字列のあるページの脚注に「*新薬承認情報提供時に置換」を自動付与します。
作成されるマスキングPDFの一例

確認PDF

Redactを利用しない業務フローでは、マスキング箇所をマウスドラッグで選択して、
テキストエディタにコピーペーストして文字列が抜き取られているかどうかを確認していました。
Redactは、確認PDFを作成し、マスキング漏れを チェックして指摘します。
マスキング箇所は青枠表示、マスキング漏れ箇所は赤枠で注釈として指摘します。
先頭ページにマスキング漏れの有無を注釈で付与します。

動作環境

バージョン 動作環境
PharmaDoc Redact 4.0.0 日本語版/英語版
・Windows 8.1, Windows 10, Windows 11
・Adobe Acrobat DC 2015, 2017, 2020, DC Continuous (64ビット版不可)
・Microsoft Word 2013, 2016, 2019, 2021, Microsoft 365
・Microsoft Excel 2013, 2016, 2019, 2021, Microsoft 365
・Microsoft .NET Framework 4.8
・Microsoft Visual C++ 2015-2019再頒布パッケージ (x86)
標準バンドル製品
PharmaDoc Reviewer (必須ソフトウェア)

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※記載の社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。